日本のマイラーは世界の舞台でもこれまで活躍を見せてきていますが、今年はさすがに相手が悪いと思われるのが、日本からはインディチャンプ、ヴァンドギャルド、サリオス、ダノンキングリーの4頭が挑む香港マイルです。
昨年に続く連覇がかかる地元香港のゴールデンシックスティは、昨年のこのレース勝利後、連勝が止まらず現在19戦18勝と、手を付けられない勢いが続いています。
過去10年のデータでは2015年のモーリス、2019年のアドマイヤマーズが勝利していますが、地元香港勢が8勝と、香港カップの傾向と異なり地元勢の強さが際立つレースとなっています。
ゴールデンシックスティが日本馬の最大のライバルとなるのは間違いないでしょうが、香港のシャティン競馬場の芝マイルコースになるとがらっと走りがかわるワイククが今年も参戦を予定しており、前走のジョッキークラブマイルでもゴールデンシックスティの2着に入っており、一昨年にアドマイヤマーズが勝利した際も2着と健闘していることから、日本での馬券発売ということもあり、G1実績からインディチャンプ、ダノンキングリー、サリオスが売れるようなら、すでにこの舞台で結果を出しているワイククのほうが馬券妙味があるといえそうです。
穴で狙うなら香港の馬場適性が未知の日本馬よりも地元勢ということで、実績からも大穴になりそうですが狙ってみたいのが5歳のセン馬のヘルシーハッピーです。
前走のプレミアカップでは11着大敗を喫していますが前々走、3走前ともに芝マイルを使ってそれぞれ4着、2着と安定感ある走りを見せており、前走は1400m戦ということもあり舞台が合わなかった可能性もあります。
12頭立てとなりそうですがその中でもオッズが開いた下位人気が予想されるヘルシーハッピーにも注目してみてほしいですね。