今週日曜阪神10レースに組まれているのが3歳以上3勝クラスの特別戦の六甲アイランドステークスです。15頭が登録で、フルゲート16頭ということもあり全馬出走可能となっています。
スプリンター、マイラーともに出走がしやすい芝1400mの距離設定ということもあり予想の難しいレースになりそうですが、今回注目したのは3歳牝馬のテンハッピーローズです。
栗東・高柳厩舎所属のエピファネイア産駒で、今回は松山騎手とのコンビで挑む予定となっています。
2歳戦ではサフラン賞でサトノレイナスの2着、アルテミスSではソダシの3着と、春のクラシック路線の主役を張った馬たちを相手に善戦をしてきた馬で、明け3歳になってからは桜花賞出走を目指してフェアリーS、チューリップ賞を使ったものの権利取りが果たせず、その後は自己条件で力をつけてきている1頭です。
条件戦に転じてからは連を外していない安定感があり、後方待機から末脚を伸ばす競馬で現在2連勝中ということもあり、3勝クラスの壁は厚いとは思われますが、チャンピオンズカップで圧巻の勝利を見せたテーオーケインズのパートナーでもある松山騎手を確保できている点も、人馬ともに勢いがあり魅力があります。
前走でこのクラス3着のセウラサーリや同世代からは同じく2連勝中でルメール騎手が引き続き騎乗する良血馬のレガトゥスの参戦も予定されていますが、芝1400mは2戦2勝で負けなしのテンハッピーローズから馬券は狙ってみたいところです。