【阪神大賞典2017予想】サトノダイヤモンドで鉄板!焦点は2着・3着争い

19日(日)の阪神競馬場メインレースは第66回阪神大賞典が開催。最終登録は10頭と少ないが、このレースは毎年フルゲート割れとなるレース。今年も最終登録10頭と寂しい頭数となったが、阪神大賞典は天皇賞・春に向けての重要なステップレースでもある。過去の勝ち馬で天皇賞・春で活躍した馬には、昨年の天皇賞・春3着のシュヴァルグランや、2015年の勝ち馬ゴールドシップ、2011年3着のナムラクレセントなどがおり、ここで好走すれば本番でも期待が持てるような傾向となっている。

頭数は少ないが、今年は1頭格の違いがある馬がいる。菊花賞・有馬記念を含む重賞3連勝中のサトノダイヤモンドである。昨年の勝ち馬で天皇賞・春でも3着に健闘したシュヴァルグランも今年も参戦するが、正直サトノダイヤモンドが相手となるとこれには逆らえない。当日の単勝オッズは間違いなく1倍台の1番人気に推されることになるだろう。

それだけ2番手グループとの実力差の歴然と言ったところで、つけいる隙が見当たらない。こうなってくると2着・3着争いが馬券のポイントになってくる。サトノダイヤモンドの次に能力が高いのはおそらく上記でも記したシュヴァルグランだと思われるが、それでもサトノダイヤモンドとはかなりの差がありそうだ。

サトノダイヤモンド1着シュヴァルグラン2着の予想で鉄板!と言いたいところだが、配当は低配当確実。3連単10倍以下も現実味をおびてくる。馬券的には妙味のないレースと割り切った方がいいだろう。今回はよほどの事がない限りサトノダイヤモンドの首位は不動と見て良い。競馬に絶対はないが、今回このメンバー相手に取りこぼす確率はかなり低いと考えていい。昨年の勝ち馬シュヴァルグランや、G2・2勝のレーヴミストラルあたりの重賞ホルダーは相手としてはまだやれそうだが、他を見渡すと10頭中5頭は重賞を一度も勝てていない馬だ。G1を2連勝中で、今年は旋門賞制覇を目指すと言っているような馬はこんなところで躓いていられない。

長距離は菊花賞で走っており1着に入着。3歳世代としか走っていない距離だが、世代最強の呼び声高いこの馬なら圧倒的な実力差で完勝してもらいたいところだ。