今週26日(日)の高松宮記念に出走するスプリンターズS4着馬のシュウジは2度目のスプリントG1に挑戦。今回は近走の内容を振り返りながら、高松宮記念におけるシュウジの見解を延べていきたいと思います。
2走前の阪神Cでは、道中6番手で折り合いながら鮮やかな差し切りVを達成。相手にはミッキーアイルやイスラボニータといった強敵が揃っておりましたが、折り合えさえすれば一線級が相手でも十分に通用することを証明しました。
しかし前走の阪急杯では、休み明けということあって掛かる面を見せ8着に敗退。1.6倍の1番人気を裏切る結果となってしまいました。今年はシュウジも4歳になりますが、古馬になれば息を抜けないと勝つのも難しくなっていきます。成績が安定しないのは気性が原因の一つかもしれませんね。
2戦続いた1400mからの距離短縮は条件的に良し。シュウジの気性を考えれば距離は短い方が良いでしょう。1200mなら長い距離よりも気性のコントロールがしやすくなるでしょうし、休み明けを叩いたことで精神的にもガス抜きが出来ている可能性が高いため、折り合いもつけやすいのではないでしょうか。この舞台は父キンシャサノキセキが初G1を飾った舞台でもありますし、まさにシュウジにとってはスターダムに一気にのし上がるにふさわしい舞台と言えます。
いずれにしても、まず当日落ち着いていることが大前提。パドックで落ち着きが見られるようなら、親子制覇が見られるかもしれませんね。ムラっけは確かにある馬ですが、今回は激走する番かもしれません。