今週は2022年一発目のG2「日経新春杯」です。G1馬を多く輩出しているレースでもあり、今年のG1戦線を占う意味でも見逃せない一戦です。
紛れの少ないG2戦ということで実力重視で買いたいところではありますが、今回も例によってサイン理論で予想を展開していきたいと思います。
さて、今週は祝日・月曜日に「成人式」がありましたが、筆者の成人式はもはや“懐かしい”なんてレベルではなく、淡い記憶を思い出す、遥か昔の出来事です。ニュースで成人式の様子を見ますと、今年は「五黄の寅(ごおうのとら)」の年ということで、“トラ柄”や“金色”などあでやかな色の振り袖を来ている新成人の方々も多く見られました。
ということで今回のサインは「成人式」「寅」「金」といったキーワードに関連する馬を探していきたいと思います。
1頭目のサイン馬は、馬名に“金”が入っている「アフリカンゴールド」。前走の中日新聞杯では17番人気と低評価ながら2着に好走。今のタフな中京をスムーズで先行して後続に抜かせずの2着は立派と言って良いでしょう。前残りとなることは予想できても、この馬が来ることは予想出来なかったファンは多くいらっしゃったと思います。とっくに重賞タイトルは獲っていてもおかしくないレベルの実力は持っている馬で、前走の好走で弾みが付いたなら、連続好走も期待できそうです。
2頭目のサイン馬は、馬名に“寅”が入っている「トラストケンシン」です。アフリカンゴールドと同じく、前走は中日新聞杯に出走。結果は6着敗退でしたが、前が止まらない展開では致し方ない結果だったと言えるでしょう。重賞では結果を残せていないだけに伏兵的な立場での参戦となりそうですが、今回はハンデ53kgとかなり恵まれているので、激走に期待するファンも少なくないはず。好走しているのはほとんど左回りコースということで、激走の条件は揃っています。妙味のある1頭なだけに、抑えておきたいところです。
前評判を見ますといずれも穴は濃厚で、2頭が絡めば100万馬券級の大波乱となる可能性も。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。