【湾岸S予想2017】ヤネの勢い&コース適性で良血馬を蹴散らせイチダイ!

馬券検討の際には血統、騎手、厩舎、天候などさまざまな角度から検討するのが一般的と思います。とりわけ特定のコースになると馬が変わるというケースは目立ちやすく「○○巧者」などと呼ばれます。わかりやすい例として取り沙汰されることが多いのがマツリダゴッホ。中山コースになると何かが覚醒するのか、他のコースとはまるで違う走りを見せる馬でした。

今回は「コース適性」にこだわって狙いたい、土曜日中山10R湾岸ステークスに出走予定のイチダイをご紹介いたします。鞍上はダービー卿CTのロジチャリスや、マーガレットSのオールザゴーなどで冴え渡る騎乗を見せた内田博幸騎手。「ツイてるやつに乗れ」は勝負事の鉄則という意味ではこれだけでも買いの要素はあるわけですが、さらに馬のコース適性、近走の内容のよさが加味されます。

まず中山競馬場の戦績ですが5戦して連対率80%。つまり1度しか連をはずしておらず、かつその1回も3着を確保。もともと勝ち味に遅く、2, 3着が合わせて14回もある馬ですが、ここへきて2連勝中なのが中山コース、そして内田ジョッキーとのコンビと、適性・相性ともにバッチリの舞台。

これだけ条件がそろったにもかかわらず、断然の人気には押されそうにないだけに妙味がたっぷりです。堀厩舎のウムブルフ、角居厩舎のサトノエトワール、ポップロックの弟・ペンタトニック、そしてディアデラノビアの息子・サンマルティンの参戦が予定されており、血統面含め、地方あがりのイチダイが盲点になる可能性が高いです。内田騎手も2012年にアドマイヤラクティで制し、鞍上とも相性が悪くはないレース。ぜひ狙ってみてください。