勝ち馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられる根岸Sが、今週日曜東京のメインレースに組まれています。過去5年の勝ち馬を見ても、2018年のノンコノユメ、2019年のコパノキッキング、2020年のモズアスコット、そして昨年のレッドルゼルといった馬たちが名を連ねており、先々の活躍も期待できるレースとなっています。
昨年の武蔵野S勝利後、じっくり待機して復帰初戦を迎えるソリストサンダーは今年7歳となるだけに、昨年同様のパフォーマンスが出せるのかどうかが気になる1頭です。上位人気が想定されるだけに、休み明け初戦も考えると今回は叩き台の可能性もあり、危険な人気馬となる可能性もあります。
展開面をみると、逃げて結果を残しているオルフェーブル産駒のヘリオスに対して、同じく逃げ脚質のリアンヴェリテや、先行が持ち味のテイエムサウスダンあたりが絡む展開が予想され、前が速くなるのではないかと予想されます。
そういった意味で、人気薄が予想される無欲の追い込みがハマることを期待して狙ってみたいのが、実績馬の7歳馬タイムフライヤーです。昨年の阪神JF勝利から勢いがあるミルコ・デムーロ騎手とのコンビで今回は挑む予定となっています。
昨年の根岸Sでは2番人気3着と馬券圏内に食い込んでおり、その後の5戦は掲示板に入れない大敗が続いていますが、今年もライラックでフェアリーS勝利など存在感を見せているデムーロ騎手への乗り替わりはプラスに働くのではないかと思われます。