今年もダービーが終われば、翌週から2歳新馬戦が始まる。競馬の一年は実質ダービーで一区切り。これはPOGなどを楽しんでいる人なら、毎年の恒例行事になっている。POGが好きな人は仲間同士で毎年ドラフト会議を行う。最近であればネットも充実している。
今週はいよいよ牡馬クラシックの1冠目・皐月賞が行われる。そして、来月になればNHKマイルC・オークス・ダービーと3歳限定G1が続く。ここでどの様な結果になるのかも非常に楽しみである。順当に評判馬が勝ちあがるのか?思わぬダークホースの激走があるのか?これだけは実際に走ってみないと分からない。下馬評では楽勝ムードだったソウルスターリングも桜花賞ではまさかの3着に敗れたように、競馬は何が起こるか分からない。
今週の皐月賞はファンディーナが参戦する事で大いに賑わせている。確かにファンディーナは相当強い。皐月賞を勝っても何ら不思議ではないが、競馬である以上惨敗する可能性も有り得る。まして相手は牡馬。しかも1流の牡馬が相手。普通に考えれば楽観は出来ない。しかし、マスコミはファンディーナをかなり推している。
マスコミが作る人気は怖い。これは皐月賞に限ったことではない。話題になりそうな馬が勝ってくれたほうがメディアとしては都合がいい。69年ぶりの快挙がかかっているともなれば垂涎モノだ。勝ち馬の予想は当日の馬場状態にも左右され、風が吹けば桶屋が儲かるような難解なもの。今後NHKマイルC・オークス・ダービーでもマスコミの煽りによって作られる危険な人気馬に注意したい。