今週日曜中京メインレースに組まれているのは、昨年同様に芝2000mで行われるきさらぎ賞です。
過去10年ではトーセンスターダムやサトノダイヤモンドが勝利しており、ここ数年は勝ち馬から大物が出ていませんが、2018年の2着馬は香港G1勝ち馬のグローリーヴェイズということもあり、京都開催とは傾向が異なるものの、今年も注目しておきたいレースです。
昨年末のホープフルSでは穴人気となりながら大敗となってしまったアスクワイルドモアは引き続き武豊騎手で挑む予定となっており、芝1800mまでは連を外してこなかっただけに、今回は改めて芝2000mの適性をみる一戦となりそうです。
また、マテンロウの冠馬と相性がいい横山典弘騎手は今回はハーツクライ産駒のマテンロウレオで挑む予定となっており、シンザン記念のマテンロウオリオンに続いてオーナーに重賞をプレゼントできるか注目となっています。
1勝馬が多い登録メンバーの中でも注目したいのは、血統面でこのレースとの相性がいいと思われるダンテスヴューです。2戦目の中京未勝利戦ではメンバー最速の上がりで勝利しており、前走の東スポ杯2歳Sでも期待されたものの上位馬の切れ味にはかなわず4着敗退となっています。
半兄ストーンリッジ、ヨーホーレイクともにこのレースは2着となっており、兄以上の結果が出せるかどうかも注目の点。引き続き騎乗する川田騎手も、友道厩舎と金子真人HDのタッグではマカヒキで日本ダービーを勝利しており、ここをステップに皐月賞、日本ダービーに駒を進められるかどうか楽しみな1戦です。