22日(土)の京都メインは芝1400mで行われる橘ステークスだ。成績だけみればオープン特別ではディバインコードが1枚上のように思えるが、成績を額面通り受け取れない事情がある。
この馬はニュージーランドTには登録したが、まさかの10/12の確率で除外となり、スタートラインに立つことが叶わなかった。3着までにNHKマイルCへ優先出走権を与えられる同競走へ出走できなかったことは思っている以上に大きいし、G2とG3で3着に入着している同馬が除外というのは非常に残念であった。
これによりニュージランドTはますます混戦模様に拍車がかかった。結果は12番人気のジョーストリクリが優勝し、2着に8番人気のメイソンジュニア、3着に5番人気のホンゼルヴィーソが入着する結果となった。結果を見てからだから何とでも言えるかもしれないが、出走できていれば楽勝していてもおかしくないような内容で、本当にもったいなかった。
まずはこの橘ステークスはしっかり勝ち、堂々のオープン馬入りを果たしてもらいたいところである。今回は輸送もあり、前走のアーリントンCから約2か月ぶりのレースとなる。騎手は柴田善臣騎手から浜中俊騎手へと乗り替わり。間隔や騎手の乗り替わりについては特別問題視はしていないが、スムーズにいかない陣営の調整具合にはいささか不安も感じている。いや、不安というよりは不満の方が近いかもしれない。実力的には申し分ない馬なので、ここは圧勝に期待した馬券で勝負をしたいと思う。