【ダイヤモンドS予想2022】前走2桁着順から巻き返しを図るアンティシペイト

日本屈指の長距離レースとなるのが、今週土曜東京メインレースに組まれているダイヤモンドSです。一昨年には16番人気のミライヘノツバサが勝利しており、普段経験することがない舞台でハンデ戦となるだけに、前走の着順やローテーションでの傾向がつかみにくい難解なレースとなっています。

距離が近い万葉S組ではレクセランスが2着から参戦で横山武史騎手を確保しているだけに期待がかかりますが、3歳クラシックの菊花賞では16着、その後の日経新春杯では15着と大敗しているだけにG3とはいえ上位人気支持になるようなら、危険な人気馬となる可能性もあります。

前走1着からの参戦組ではヴェローチェオロ、テーオーロイヤルの2頭がいずれも人気となりそうですが、過去10年のデータでは前走1着馬が未勝利ということもあり、馬券のヒモには加えてもよさそうですが、軸馬とするには安定感がないデータとなっています。

前走二桁着順でも巻き返しのあるレースだけに今回狙ってみたいのが、美浦・国枝厩舎の管理馬であるアンティシペイトです。ルーラーシップに母父にディープインパクトという血統で、田辺騎手で挑む予定となっています。

先日の東京新聞杯で重賞勝利を果たしている田辺騎手の勢いも加味して期待したいところですが、アルゼンチン共和国杯、AJCCと結果が残せていませんが、東京コースは4戦して【1-1-0-2】と悪くない相性だけに、G3で相手関係が軽くなる今回は巻き返しも十分期待できるのではないでしょうか。