【青葉賞2017予想】トリコロールブルー、春の雪辱を果たせるか?

29日(土)は東京競馬場で第24回青葉賞が開催。ダービーのトライアル競走ということで毎年この一戦は注目度の高い一戦だ。過去10年でダービーで3着内に入着した30頭中、馬券に絡んだ青葉賞組は4頭と少ないが、馬券圏内の入着数は皐月賞組に次いで多いのでやはりここで権利を取った馬は注目しておきたい。

今回注目しているのはステイゴールド産駒のトリコロールブルー。前走スプリングSは3番人気と上位人気に推されたが、スタートで後手を踏み、直線で差を詰めるも5着に敗れてしまった。残念ながら皐月賞の優先出走権を手にすることはできなかったが、皐月賞を使わなかった分青葉賞へ向けては大分余裕を持って調整はできたはず。中間も熱心に乗り込んでいるし、上昇の気配はある。

兄弟のワールドインパクトは青葉賞からダービーへ出走し、ダノンジェラートはセントライト記念から菊花賞へ出走しているように血統的にはトライアルで好走している血統でもある。左回りも2戦2勝と相性が良く、前走の雪辱を果たしてダービーへの優先出走権を手にできるかどうかには注目しておきたいところ。

ダービーへの優先出走権は2着まで。ここで権利を取りたいのはもちろんだが、ここでの本賞金加算は秋に向けても大きな意味を持つ。個人的には、ここで勝ってもダービーで勝ち負けできなそうなら秋に備えて休養するプランもありだと思っている。いずれにせよ、ここまでの成長曲線は悪くないし、陣営の本気度を考えても青葉賞は強い競馬に期待している。