今週はいよいよ2022年一発目のG1「フェブラリーS」が開催です。連覇を狙うカフェファラオ、ステップの根岸Sを勝ったテイエムサウスダン、東海Sを勝ち上がったスワーヴアラミス、昨年のJBCクラシック勝ち馬で船橋のミューチャリーなど、豪華メンバーが顔をそろえています。
今回もサイン理論で同レースを予想していきたいと思いますが、個人的な今のトレンドは「北京五輪のフィギュアスケート女子」。五輪2大会連続出場の坂本花織選手、初出場の樋口新葉選手、同じく初出場の河辺愛菜選手など、日本を代表する素晴らしい選手たちが大会を盛り上げてくれています。中でも樋口選手は、日本人では伊藤みどり、浅田真央以来となる3回転アクセルに成功し、インパクトを与える五輪デビューとなりました。画面越しに全力で応援していきたいと思います。
今回はそんな選手たちを応援したいという気持ちから、イタリア語で「がんばれ」という意味の「フォルツァ」が馬名に入った「ゲンパチフォルツァ」をサイン馬として応援するのも面白そうです。ただ、こちらは除外対象馬ということで出走がどうなるか。
次に推したいのが、空中で回転する「トリプルアクセル」からの連想馬として「エアスピネル」を挙げたいと思います。馬名の「スピネル」はタイに伝わる伝説の竜の形をした馬が由来ということで全く意味は違いますが、”空中”の「エア」と、”スピン”という言葉に似ている「スピネル」からトリプルアクセルを連想し、同馬をサイン馬としたいと思います。今年で9歳となりましたが、昨年の武蔵野Sでは力強い末脚で2着に食い込み、古豪健在を十分に示しました。11度目のJRA・G1出走で念願の栄光をつかむかが注目されます。
ということで今年のフェブラリーSは、「エアスピネル」と、出走が叶えば「ゲンパチフォルツァ」をサイン馬として有力視したいと思います。いずれも近走の人気や前評判を見る限りそこまで人気は集めなそうで、妙味ある人気馬となりそうです。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。