30日(日)は京都競馬場で端午Sが開催。2012年まではダートの1800mで行われていたが、2013年からは1400mに変更。1400mに変わってからの近4年、ここ3年は1番人気が必ず馬券圏内には来ており人気馬による決着も多い傾向にある。しかし、3着内に入着した12頭中、7番人気以下の馬が6頭もおり、伏兵馬の台頭も少なくない。
今年はメンバーのレベルが拮抗しており混戦状態といった感じで、伏兵が台頭してきてもおかしくない状況。ということで、今回は注意しておきたい穴馬を紹介したいと思う。今回注目しているのは前走500万下を勝ったばかりのローズプリンスダムだ。
京都のダート1400mはペースが速くなる傾向にあるが、ローズプリンスダムの脚ならある程度流れには対応できると見ている。前がやりあう分には少し控えても競馬はできるし、ハイペースの殺人ラップに巻き込まれる事もない。
あとは1400mが初めてとなるが、これがどうでるか?前走は中山のダート1800m。中山のダート1800mはかなり緩い流れで、今回とは対照的。前走とは勝手が違うが、それでもメンバー的にはこの程度の力量差であれば先行押し切りも十分可能だろう。
京都のダート1400mは最初が芝スタートからとなるが、スタートで大きな出遅れもない馬だしこの部分でダッシュを効かせてすんなり先行できそうだ。後は流れに乗って前に行く馬の後退を上手く避けながら進出開始し、先行抜けだしを決めるというイメージ。
なかなかそんなに上手く理想通りにレースが進むことは無いが、嵌ってしまえばそんなにギャップはなさそうに思える。伏兵馬の激走も十分考えられる今回の端午Sは、ローズプリンスダムを穴馬に入れて勝負したい。