30日(日)の東京メインはスイートピーSが開催。2着までにオークスへの優先出走権が与えられるオークストライアルだ。
先週行われたもう一つのオークストライアルのフローラSは12番人気と10番人気が連対し、大波乱の一戦となり、牝馬限定戦の難しさを痛感させられた。これまで好走していても急に走らなくなる馬もいるし、逆もまた然り。スイートピーSは過去の結果を見る限りでは波乱の傾向はそこまで強いわけではないが、これまでの3歳戦の荒れっぷりや先週のレースを見るとここも荒れるのでは?と疑いたくなる。
さて、この時期の3歳牝馬の一戦はまだ成長途上の馬もいるので比較対象もなかなか難しいものがあるが、そんな中でも注目しているのが前走の桜花賞で6着に入着したディアドラだ。負けはしたが最後方からの競馬で上がり最速の脚を披露しての6着なら悲観する必要はない。この先も期待できる走りを見せてくれた。
1800mは初となるが、前走が短かったという印象があったので今回1ハロンの距離延長はプラスに働くと予想。広いコースの方が良さそうだし、東京替わりも良い。メンバー的にも今回は3番人気内の上位人気には入ってきそうだが、他の上位の信頼度もそこまで高いというわけでもないので、ここはディアドラの最後の末脚が炸裂すると予想し、重い印を打ちたいと思う。