【湾岸S予想2022】注目の出世レース!過去3年連続勝ち馬が後に重賞制覇

今週日曜、中山の9レースに組まれている3勝クラスの特別戦である湾岸ステークスは、勝ち馬のその後に注目したいレースの1つとなっています。

過去5年のデータでみると、2019年のマイネルファンロン、2020年のキングオブコージ、そして昨年のウインキートスと、その後重賞勝利を成し遂げている馬たちが勝利しています。

今年はフルゲート18頭に対して登録16頭とまずまず頭数がそろったメンバー構成ですが、母系の良さが目立つ馬たちに期待がかかります。

ルーラーシップ産駒のワイドエンペラーは祖母にオークス馬のウメノファイバーがいる血統背景で、京都新聞杯8着で崩れたこと以外は安定感ある走りで、今回の舞台の芝2200mでも勝ち鞍がある1頭で、ルメール騎手騎乗の後押しもあり上位人気が予想されます。

また、同じくルーラーシップ産駒のビッグリボンも、祖母にダイワエルシエーロなどを輩出したロンドンブリッジがいる良血馬で、芝2000m中心のローテーションが組まれてきており、忘れな草賞では1番人気に支持されるなど、素質の高さは3歳時から評価されています。昨年のウインキートスのように、牡馬相手の重賞でも先々は勝ち負けが狙える1頭で、川田騎手騎乗でこちらも上位人気必至といえそうです。

3番人気以内の馬の戦績がよいレースということもあり、ワイドエンペラー、ビッグリボンともに期待がかかりますが、ワイドエンペラーは中山競馬場初参戦、ビッグリボンは唯一6着と崩れたのが中山競馬場ということもあり、不安材料はあるものの先々の飛躍に期待したいですね。