GWも終わりダービーへの前準備は整った

4月29日から5月7日までの大型連休で日頃疲れた体を癒し、天皇賞(春)、NHKマイルCとG1戦を楽しんだ人も多い事だろう。中には競馬場で生観戦した人もいると思う。やはり競馬場の臨場感は違う。見ず知らずの人たちがファンファーレと同時に手拍子で共に盛り上げる。そして、みんな思い思いの馬券を握りしめ、レースを堪能する。指定席から見ていると、差し切ったように見えて実際は差し切ってないという事もよくある。これは、見る角度によるのだが、指定席に限らずゴール板から角度のある場所で見る時は、残り200mまでは馬場を見ていてもいいが、その後はモニターを確認すると差し切ったかそうでないかが分かりやすい。せっかくの生観戦なので最後まで肉眼で見届けたい気持ちもわかるので、その場合はリプレイまでハラハラすることにしよう。

ゴールデンウィークは残念ながら終わってしまい世間では5月病が猛威を奮っているが、G1戦まだまだは続く。春のG1は今週のヴィクトリアマイルを含めあと5戦残しており、その内の4戦が東京競馬場で行われる。何と言っても1番の注目レースはホースマンの夢、日本ダービーだ。NHKマイルCが終了し本賞金加算組も確定したがワンツーを決めたのは牝馬だったので、日本ダービーへの本賞金逆転加算を達成できた牡馬はいなかった。最終東上便とも言われる京都新聞杯の勝ち馬プラチナムバレットは残念ながら骨折により本番への出走は叶わなかった。ゴールデンウィークよりも春のG1戦の方が圧倒的に長い。宝塚記念が終われば、翌週は7月。いよいよ夏を迎える。