昨年は大穴といえるゼンデンが勝利し、ゴール入選後予後不良となってしまったドバイゴールデンシャヒーンが今週開催です。
ダート短距離重賞の常連となっていたコパノキッキングが参戦を予定していたのが、ドバイでの調教後に骨折が判明してしまい、無念の出走取消となりましたが、今年は昨年2着のレッドルゼルが主戦の川田騎手で参戦を予定しており、昨年はムーア騎手で挑んだ1戦ですが、主戦がドバイでどのように騎乗するのかも楽しみな1戦となっています。
また前走のリヤドダートスプリントでいきなりの海外遠征ながら3着と健闘したチェーンオブラブも坂井騎手で参戦を予定しており、現地の騎手に依頼するケースが多いドバイ遠征ですが、ゴールデンシャヒーンに出走する2頭はいずれも日本人騎手を確保しての参戦となりました。
昨年の大波乱も考慮して狙ってみたいのは、昨年も3着とこのレースとの相性のよさを示しているシャマーダル産駒のキャンヴァストです。日本での短期免許取得で騎乗経験もあるアッゼニ騎手が今回も騎乗予定となっており、勝利こそないものの5着以内を外さない安定感があるだけに、人気薄が想定される今回は馬券妙味もある1頭となっています。
マインドユアビスケッツやエックスワイジェットといった圧倒的な強さを誇ってきた歴代の勝ち馬と比べるとメンバー構成はやや小粒といえそうなだけに、過去10年で日本馬の勝利はないレースとなっていますが、今年は牙城を崩せるかどうか楽しみな1戦といえそうです。