21日(日)の京都10Rは鳳雛ステークスが開催。500万の条件戦を勝ち上がってきた馬にオープン特別を負けてきた馬が揃った混戦ムード漂うダートの1800m戦だ。
重賞を経験した馬も2頭いるが、見せ場のない競馬では買いづらい。前走の内容を見て選ぶなら、個人的には伏竜Sで2着に入着したサンライズノヴァを推したい。
スタートは少し挟まれた感じになり後方からだったが、すぐに上がっていく。ただ、ロスが多く大回りするかたちで2着には入着したものの直線では勝馬に4馬身も離された。内容的に高く評価できるものではないが、しっかりと自分の競馬させ出来ればもっと力を出せそうな気配は感じられた。伸びしろの大きさに期待するという意味で今回は買ってみたい。
大きく負けたのは2走前の芝の若葉Sの6着だけで、それ以外のダート戦は全て馬券に絡んでおり堅実な走りを見せている。京都1800mで勝っている実績もあるし、父ゴールドアリュール、母父サンダーガルチという血統もダートでは良い血統。生産牧場がコパノリッキー、キタサンブラックと立て続けに大当たりを出して勢いに乗るヤナガワ牧場出身というのもポイントだ。
相手選びもまた難しいが、前走端午Sで16番人気のシンガリ人気で2着に突っ込み波乱を演出したブルベアバブーンあたりは面白そうかなというところ。全体的には凡走が多いのだが、京都の成績だけは良い[2-1-0-1]。前走京都変わりでこの馬を買ってた人はさぞかしオイシイ思いをしたのではないだろうか?
まぁ今回は能力差があるようでないメンバー構成とかなり厄介だが、一応ダート戦での安定感ではサンライズノヴァを上位と取り、これにブルベアバブーンのような面白い馬を絡めて楽しみたいレース。人気馬同士でとても決まるとは思えないメンバー構成でもあるので、穴馬も積極的に絡めたボックス馬券で勝負するのもアリだろう。