【シドニーT予想2017】本命はゼンノサーベイヤー、ヒモ荒れに期待!

20日(土)の京都10Rは「オーストラリアターフクラブ賞シドニートロフィー」が開催。この日は京都でオーストラリアデーが開催され、シドニートロフィー以外にもメルボルントロフィー、オーストラリアトロフィーの計3つの特別競走が開催され、オーストラリアの物産展なども開かれる。1989年より毎年5月のこの時期に開催されている名物競走だ。

さて、今回シドニートロフィーで人気となりそうなのは2頭。ゼンノサーベイヤーキャプテンシップだ。この2頭で決まれば順当決着になるが、どうもそんな順当に収まる気配がしない。

もう少しでクラス替えの時期がやってくるが、勝ってまた降級し、連勝を狙う厩舎も多いだろう。1度勝った条件にもう1度使えるのだから、当然降級馬の方が有利になる。キャプテンシップは5歳馬なのでクラス替えはないが、ゼンノサーベイヤーは4歳馬。ここで勝っておいて再び1600万円で走る事も可能だ。

今回シドニートロフィーの舞台となる京都ダ1200mは両馬とも経験しているが、京都ダ1200mはキャプテンシップが[1-0-0-2]なのに対して、ゼンノサーベイヤーは[2-1-2-0]と3着内が100%。舞台も合うし、ここはゼンノサーベイヤーの方が勝負気配が高いと見てもいいかも?

これまでゼンノサーベイヤーには武豊騎手、藤岡佑介騎手、四位洋文騎手、C.ルメール騎手と様々な騎手が手綱を握っているが、今年は3戦中2戦が武豊騎手で連を外していない。前走は好騎乗の2着で今回も想定では引き続き武豊騎手で挑む予定となっているので、乗り替わりなしもプラスである。

ということで馬券はゼンノサーベイヤーから穴馬に流すのが面白そうだが、穴候補がまた難解だ。現時点ではエイシンラナウェー、クリノリーソクツモ、サーティグランド、ヨウライフクあたりを候補に考えている。とくにクリノリーソクツモなんて馬名からして買いたくなるような馬だ(笑)

今回人気を分け合うキャプテンシップは消す予定で、未知の魅力たっぷりの人気薄の馬を狙って勝負をしてみたいと思う。