【大阪―ハンブルクC予想2022】ディープモンスター、勝って春の天皇賞へ夢を繋げられるか?

芝長距離の牡馬・牝馬混合戦では牡馬に分がある印象が強いですが、過去5年のデータを見ると牝馬が互角以上に渡り合っているレースが日曜阪神10レースに組まれている4歳以上オープンのハンデ戦の大阪―ハンブルクカップです。

芝2600mに登録12頭ということで、フルゲート18頭を考えると少な目の頭数での開催と今年はなりそうですが、賞金加算で春の天皇賞への出走を狙いたい陣営が参戦するレースということで、ここから本番に参戦しても伏兵扱いとはなりそうですが、注目したいレースとなっています。

ハンデ戦ということもあり波乱も警戒しておきたいところですが、過去5年のデータでは1番人気馬の連対率が50%ということもあり、今年の登録メンバーの中で連軸として期待したいのが、昨年の菊花賞5着馬のディープモンスターです。

昨年大活躍だったラヴズオンリーユーと同じDMMの所有馬で、先日はダービー卿チャレンジトロフィーで人気薄ながら復活の勝利を挙げたタイムトゥヘヴンもDMMの所有馬ということで、勝負運にとって大事な勢いもあるオーナーとなっています。

武豊騎手が主戦を長くつとめてきた1頭ですが、今回は川田騎手とのコンビで挑む予定となっています。

阪神コースはエリカ賞2着やすみれS 1着など相性のいい舞台ということもあり、想定では1番人気となりそうですが、前走の白富士Sを一叩きしての良化も見込めるだけに、今回は期待に応えてくれるのではないでしょうか。

先日の大阪杯を制したポタジェと同じ金子真人HDの所有馬のボスジラや、重賞経験豊富なディアマンミノルなどがライバルとなりそうですが、ここで勝って春の天皇賞でも一発が期待できるような勢いをつけてもらいたいところですね。