27日(土)は京都8Rで第19回京都ハイジャンプ(J・G2)が開催。コースは京都3930mの障害コースで、2週目の内回りには高さ0.8m、長さ15.9mのバンケット障害と呼ばれる台があり、この台の上に飛び乗ってまた降りるという特殊な障害があるのが特徴的で、ここでバランスを崩す馬も多い。コーナーもきつく、合計10回のコーナー通過とタフなコースとなっている。
さて、メンバーだが、4月には中山グランドジャンプがあったので障害のエース級の馬は現在休養中の馬が多い。ということで今年はかなりメンバーが小粒な印象。
このメンバーだと、マドリードカフェで十分足りるのではないだろうか?その他にもオープンで良績のある馬はいるが、買いやすいのはマドリードカフェ。圧倒的に逃げ・先行馬が有利とされる京都3930mの障害コースでは先行力のあるマドリードカフェは魅力。平地の脚力はダントツだし、信頼度の高い一頭であると思っている。
障害に転身してからまだ1ヶ月半だが、今回で3戦目と少々使いすぎの心配もある。さらに初めての生垣障害の飛越、バンケット障害と色々不安はあるが、障害転向の判断は結果を見る限りでは成功と言えそうだし、ここで一気に重賞制覇といきたいところだろう。コースに対応さえできれば、ここでも強い競馬を見せてくれそうだ。