牧場見学へ行ったことはありますか?牧場見学のマナーや注意点について

これから、後2か月もするとお盆休みの会社も多くなってきます。その夏休み期間中に北海道に行っての牧場見学をし、いつもと違った角度から競馬を見てみるのはいかがでしょう?

引退した名馬はその後どういった生活をしているのか?元気にしているのか?気になる引退馬の今を見に行ってみるのはとても貴重な体験となることでしょう。ただ、種牡馬や繁殖牝馬の中には非常に高額で、数千万円から数億円の価値を持った馬も少なくありません。野生の馬とは違って関係者の大切な私有財産であり、見学にあたっては最新の注意が必要となってきます。

今回はそんな貴重な牧場見学をするにあたっての注意点やマナーなどをご紹介させていただきたいと思います。

しっかりとした“事前計画”と、“礼儀”と“節度”を弁えた行動を

まず、私自身も経験に基づいた話ですが、牧場見学は何日間の旅行の中の1つのアクティビティとして計画していきましたが、他のアクティビティよりもかなり細心の注意が必要となってきますので、遊びという感覚で行くというよりは、社会人として礼儀と節度を弁えた行動を取りながら行う社会科見学という感覚で臨むが良いと思います。何日間の旅行の中のアクティビティの1つとして行くなら、この感覚の切り替えを意識するようにしましょう。

牧場見学は事前に予約が必要で、いきなり行って見学ができるものではありません。予約も直前ではなく、早めに日程を決めて予約をする必要があります。牧場によって予約の方法も異なるので、見たい牧場の公式サイトや、牧場見学を管理するふるさと案内所などでチェックしてその指示通りに予約をするようにしましょう。

見学ができる牧場とできない牧場もあるのも当然のことですね。なお、直接牧場へ連絡するこおも、仕事の妨げになりますので避けましょう。基本的には上記でも記したふるさと案内所といった問い合わせ先を設けておりますので、そちらで紹介されている案内所や連絡センターから問い合わせをするのが良いです。

予約ができたら、次は交通手段と宿を決めます。飛行機、フェリーで行くのか?などを決めて手配し、現地までのアクセスはレンタカーをして車で行くのか?路線バスを利用するのか?など、計画的に決めておきましょう。時間的な余裕を考えて、宿泊施設もなるべく馬産地周辺で選ぶことが好ましいですね。

私が行ったことがある牧場の周辺には、牧場以外にも登山、釣り、カヌーなど色々なアクティビティがあったので周辺の宿泊施設には困りませんでしたが、場所によっては宿泊施設が限られてくる場合もあるので、やはり早めに予約しておくことが望ましいですね。

牧場は動物園やテーマパークではない!

さて、いよいよ牧場見学だ!と待ちに待った見学日は、浮かれて騒ぎたくなる気持ちになることかと思いますが、牧場ではさらに細心の注意が必要です。

まず一番に心得て置かなければならないのが、必ず牧場関係者の指示に従うということです。牧場によっては立ち入り禁止地域、決められた見学ルート、見学可能な馬などが決まっております。牧場に到着したら、いきなり興味のあるところへ行ったり大声で騒いだり写真を撮ったりし始めるのではなく、まずは牧場の方へ声をかけ、関係者の指示に従うようにしましょう。

牧場の方の話によれば、あまりに無神経な見学者が多く見学を中止にするところも増えてきているようで、職員さんも神経を尖らせているようでした。見学ができるかできないかは、我々ファンの行いによって決められると言っても過言ではないと言っていいでしょう。牧場は動物園やテーマパークではないということを肝に銘じておきたいですね。

馬とついにご対面!見学へ訪れた競馬ファンの楽しみがピークに達するこの時こそが最大に注意をしなければなりません。馬が伝染病にかからないよう靴の裏を消毒するなど衛生面に関して牧場側も厳しく管理を行っております。馬に食べ物を与えるといったことはもちろん、触ることもできません。まぁ私が行った時なんかは大体の馬は遠くでひたすら草を食べていたので、あまり近づくとったことはありませんでしたが・・・。

とにかく、馬という生物は基本的に臆病な性格で、危険を察知する能力は我々人間よりもなるかに高く、とても敏感な草食動物です。大きな音や動作に対して、驚いてパニックになって暴れだすようなことも十分考えられます。馬が暴れれば見学者が怪我をする可能性もありますし、もし万が一見学者が種牡馬に損害を与えてしまった場合、賠償金額がとんでもない金額になることも考えられますので、見学者自身の身を守る意味でも、見学の際はくれぐれも馬を刺激しないようにするよう心がけましょう。

私は乗馬を経験したことがあるということもあり、馬への接し方はある程度理解しているつもりですが、初めて馬を間近に見る人も多くいらっしゃいます。上記で説明したような馬という生物の性格的な特徴を理解していればとくに問題はないと思いますが、中には馬を刺激しかねないような行動をする見学者もいるようです。

私の勝手な見解ですが、大体見学に5,6人で来ている若い団体の中には、「自分は馬に興味ないけど仲間が行くからついてきた」という人間が1人くらいはいて、そういった人が馬との接し方を理解していなかったり、迷惑な行動を起こしてしまうような傾向があるように思います。

団体で行く場合でもし仲間の中に競走馬に興味が無い人がいる場合、仲間がしっかりとその人に事前に注意をしておくことが必要です。できることなら興味がある人のみで見学するのがベストですが・・・。

まぁ色々と注意しなくてはならないことが多く大変ではありますが、引退した名馬とこれ以上にないくらい近づくことができるのは競馬ファンにとっては至上の喜びです。牧場の中には伝説の名馬もおります。かつてG1の第一線で活躍したG1ホースも見る事だって出来るでしょう。時間に限りがあるのでずっとはいられませんので、お目当ての馬がどこにいるかをしっかり調べて牧場見学を楽しみましょう。

基本的に牧場に行って馬を身近で見られる季節は決まっておりませんが2~7月は種付けシーズンなので、牧場スタッフも忙しく、人馬ともピリピリしております。7月以降は種付けシーズンも終わる頃、この夏行くならその時期でしょうか。まずは見たい馬が見学可能かどうかを調べ、可能である場合は牧場見学へ行ってみるのも良いかもしれませんね。今年見学をされる予定があるという方は、絶対に良き思い出になると思いますので楽しんできて下さいね。