皐月賞で27年ぶりの新種牡馬産駒ワンツー!今後も活躍期待

気づけば5月に入り、POG雑誌も発売を開始。毎年紙面をにぎわしてきたディープインパクト産駒も今年は少なく、混戦模様となっている種牡馬リーディング争いですが、今年の皐月賞を制したジオグリフ、イクイノックスの1, 2着は、今年のPOGで産駒を選ぶひとつの基準になってくるかもしれません。

ともに今年の3歳世代が初年度産駒となっているドレフォン産駒のジオグリフ、キタサンブラック産駒のイクイノックスで決まった今年の皐月賞。同じ美浦・木村厩舎の監理馬のワンツーでもありましたが、クラシック競走で新種牡馬産駒のワンツーは2018年のロードカナロア産駒のアーモンドアイ、オルフェーブル産駒のラッキーライラック以来4年ぶりとなっています。皐月賞に限っていえば、サンデーサイレンスの初年度産駒だったジェニュイン、タヤスツヨシのワンツーが1995年だったこともあり、実に27年ぶりという快挙。

その他の皐月賞勝ち馬では1991年のシンボリルドルフ産駒トウカイテイオー、1994年のブライアンズタイム産駒ナリタブライアンといった懐かしの名馬達が名を連ね、近年は2018年のオルフェーブル産駒エポカドーロなどがいます。今年の新種牡馬ではサトノダイヤモンド、マインドユアビスケッツあたりに注目は集まりそうですが、ドレフォンは短距離系と思われていながら、産駒が芝2000mのクラシックを制覇。母系からスタミナを受け継いでいる産駒なら、父のスピード能力を生かしてクラシック戦線に挑める産駒が出てくる可能性もあるでしょう。今年の新種牡馬の産駒たちからも目が離せません。