今週土曜メインレースはダービートライアルのプリンシパルSです。フルゲート18頭に対して登録18頭と、どの陣営も除外対象なく参戦が可能となっています。
1着馬にのみ優先出走権が与えられるだけに、本番へ余力を残すのもなかなか難しいレースとなります。また、青葉賞勝ち馬とともになかなか本番に直結しないトライアルとなっていますが、今年は本番出走がかなえば魅力的な1頭が参戦を予定しています。
ディープインパクト産駒で、セレクトセールで5億円超えとなったことでも話題となった武豊騎手騎乗のドーブネです。
栗東・武幸四郎厩舎の管理馬で、桜花賞のウォーターナビレラではあと一歩という内容となっており、オークスでも兄弟コンビで挑む予定となっていますが、ダービーでも兄弟で参戦なるか期待したいところです。
デビューは洋芝の芝1500mとなっており、その後もマイル路線を目指してローテを組んできましたが、前走のスプリングSでは2番人気6着となっており、皐月賞出走はなりませんでした。
収得賞金1000万ということもあり、登録していれば今週日曜のNHKマイルカップ参戦も可能でしたが、同じ藤田晋オーナーのジャングロ参戦もあって使い分けの側面もあるかもしれません。
東京競馬場は初参戦、さらに芝2000mも初参戦ということもあり、有利な条件とは言えない面もありますが、1勝クラスの馬たちが多数登録している中、オープンクラスのききょうS勝ちや朝日杯FSでG1経験を積んでいる点は有利といえそうです。