昨年の東京大賞典4連覇の偉業達成後は引退し種牡馬入りといわれていたオメガパフュームは、一転して今年も現役続行となっており、先月行われたアンタレスSでも厳しい斤量を背負いながら勝利しており、春の大目標となる帝王賞出走に向けて視界良好といえる走りを見せました。
そして今週土曜中京メインレースに組まれているG3の平安Sには、サウジカップ遠征後、日本での復帰初戦となる昨年の帝王賞、チャンピオンズカップの覇者であるテーオーケインズが出走予定となっています。
59kgの斤量、さらに海外遠征後ということもあり、次走へのたたき台とも思われ、休み明け初戦は昨年のJBCクラシック4着など、人気を下回る内容となっていることもあり、馬券検討するうえでは危険な人気馬といえそうです。
また前走のマーチSでは後方待機策から末脚がキレたメイショウハリオは、今回の舞台である中京競馬場ではこれまで2戦していずれも馬券圏外ということもあり、同じく上位人気想定馬の中では危険な人気馬となりそうです。
上位勢につけいる隙がありそうなレースだけに穴馬として狙ってみたいのが、実績は見劣りするものの中京競馬場という舞台設定が魅力的なヘニーヒューズ産駒の6歳セン馬・スマッシングハーツです。
今回は鮫島克駿騎手とのコンビが復活となっており、アルデバランS以来の勝利なるか、これまで【2-1-0-2】と連対率6割の中京競馬場でどこまで重賞でやれるか楽しみな1頭です。
また中2週のローテーションでも【1-0-1-3】とまずまずの内容となっており、前走こそ10着と崩れたものの、それまでは掲示板確保の安定感ある走りを見せていただけに、前走大敗で人気を落とすようであれば馬券妙味もありそうですね。