今週は三冠牝馬の二冠目「オークス」がいよいよ開幕です。今年は1番人気が期待を裏切り続けており、波乱ムードのG1戦線。オークスも今年は距離適性に不安のある馬が例年以上に多く、混戦ムードが漂います。
さて、今回もサイン理論で同レースを予想していきたいと思いますが、今回は個人的に気になっているトレンドニュースからサインをピックアップ。今回サインに選んだのは、歴史に残る超大作を数多く世に残した鬼才、ジェームズ・キャメロン監督による新作映画「アバター2」の特報が報じられたニュースです。SF好きの筆者としてこれは待ちに待った嬉しいニュース。公開は今年の12月ということで、暮れの公開を楽しみに待ちたいと思います。
「アバター」がサインだとするなら、サイン馬は「ウォーターナビレラ」で間違いないでしょう。アバター2のサブタイトルは“ウェイ・オブ・ウォーター”。馬名に“ウォーター”というキーワードが入っているのもそうですが、“ナビ”というキーワードも重要なサイン。というのも、アバターには“ナヴィ”というストーリー上欠かせない重要な一族が登場します。ウォーターナビレラは英語表記で「Water Navillera」と書くので、“ナヴィレラ”と読んでも違和感はありません。
同馬は昨年の阪神JFで3着、前走の桜花賞で2着と実績的にも注目度は高い1頭。距離の不安や前走がメイチ仕上げでお釣りがあるのかなど、不安材料は多数ありますが、それは全頭同じこと。血統的には距離はこなせそうな配合ですし、馬体もステイヤーのような身体つき。期待してよいでしょう。映画繋がりのサインで絡めるなら、今年の5月にはトム・クルーズ主演の「トップガン2」が公開予定となっていますが、ウォーターナビレラの母母父は“マヤノトップガン”。期待度の高い名作の続編も一つのサインだとするなら、ウォーターナビレラはこれ以上にないサイン馬と言って良いでしょう。
ということで今年のオークスは、“アバター2”をサインとし、そこから連想される「ウォーターナビレラ」をサイン馬として有力視したいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。