【天皇賞秋予想2015】連勝馬ラブリーデイ、エイシンヒカリの対決をディサイファが差し切る!

今週の日曜日に行われる秋の天皇賞。うーん!素晴らしいメンバーが揃いました。宝塚記念を制し、前走京都大賞典も快勝した今年重賞5勝もしているラブリーデイを筆頭に、現在3連勝中でサイレンススズカの再来が期待されるエイシンヒカリ、皐月賞馬で昨年の秋の天皇賞で1番人気になった府中大得意のイスラボニータ、オールカマーを制し久しぶりの牝馬制覇を狙うショウナンパンドラ、活きのいい3歳馬のサトノクラウンやアンビシャス。その他の馬達も重賞で上位で活躍している馬達ばかりです。

これだけの好メンバーが揃った中でもやはり、ラブリーデイとエイシンヒカリの連勝馬対決が俄然注目されるところでしょうし人気にもなるでしょう。しかしこの注目の連勝馬対決を見事に差し切るだろうと思うのがディサイファです。

ディサイファは、前走毎日王冠で2着に好走し今年の札幌記念も制しています。ただこれまでの実績面でこのメンバーの中では少々劣るせいか前評判ではそんなに人気がありません。昨年も8番人気で12着と大敗していることもあり、GⅠではまだまだの印象が強いのかもしれません。

しかし、今年のディサイファは違います。まず札幌記念を快勝している点に注目してください。これまでにも秋の天皇賞馬を制した馬がその年に札幌記念を勝っていた例というのは意外に多く、ここ10年の中でヘヴンリーロマンスとトーセンジョーダンと2頭もいます。

さらにディサイファの今年の成績に注目すると、初戦のオールカマーこそ5着に敗れていますが、それからの重賞4戦のうち2000mで2勝、そして負けた2戦は1800mという結果から、2000mが大得意と言えるのです。負けた1800mの2戦はともにエイシンヒカリに負けていますが、着差は0.1秒と0.2秒差と僅差なのです。もちろん上がりタイムはエイシンヒカリに勝っていますので、200m延長で距離不安のあるエイシンヒカリに今回は逆転の可能性も十分ある馬なのです。

発表された枠順も1枠1番と内枠有利な天皇賞において絶好枠を引きました。ラブリーデイとエイシンヒカリの連勝組が前々でけん制している時には、内でじっとしておき、ラストの直線で末脚が発揮されれば、この2頭をきっちり差し切る可能性は十分あるのです。

人気は譲っても充実の6歳ディサイファが秋の天皇賞で強い人気馬2頭を見事に差し切ってくれることでしょう。