今週日曜の中京メインレースは、3歳オープンのリステッドレースとなる白百合ステークスです。今年はフルゲート18頭に出走7頭と、少頭数での開催となりました。

注目馬としては、若葉S 2着で皐月賞出走権を確保しながら本番は回避し、続く京都新聞杯でも2着に入り、日本ダービーにも登録のあったヴェローナシチーです。

また、同じダブル登録組からはアサヒ、そして回避となったコマンドライン、ジャスティンロックなどもいましたが、登録を白百合S1本に絞っているフォースクエアに今回は注目しました。

エピファネイア産駒で、栗東・池江厩舎の管理馬となっており今回は坂井騎手との新コンビで挑む予定となっています。近親のホウオウアマゾンも坂井騎手は騎乗経験があることもあり、この母系についてはよく知っているものと思われます。

デビューから2戦は池添騎手とのコンビで挑んでおり、前走のきさらぎ賞では5番人気とまずまずの支持を受けたものの、1コ―ナーで受けた不利が大きかったこともあってか思うように末脚を伸ばせず6着敗退となっています。

芝1800mのデビュー戦ではクビ差の接戦をしのいで勝利していますが、前走の芝2000mが距離が長かったのか、不利さえなければ勝ち負けだったのか、近親のホウオウアマゾンは芝マイルを得意としているだけに、芝2000mの中京競馬場が舞台という点で、きさらぎ賞と同じ舞台となる今回は改めて試金石といえる一戦となりそうです。