土曜日の福島10レース・信夫山特別にて、美浦の長距離砲として私が個人的に期待している4歳馬・ネイチャーレットが降級緒戦を迎えます。芝2600mのハンデ戦と夏競馬ならではという感じもある舞台です。セントライト記念4着、準OPでも3着の実績がある馬が1000万条件に降級ということで流石に人気は避けられません。
鞍上に迎えるのは厩舎所属の野中騎手が予定されております。コンビを組んで通算8戦目となりますが、一年前の500万条件以来勝利から遠のいているために、そろそろ勝ち星がつかみたいところ。
気になるライバルは、3歳馬サトノシャーク。今年も安定して好調の戸崎騎手がテン乗りで想定されています。古馬相手にこの距離で結果を出すことができれば菊花賞も視野に入ってくるだけに本気モードでしょう。
過去5年のデータで1番人気馬が全て3着以内と安定した結果を残していますが、2-3番人気はそれぞれ1度ずつしか連対できていないなど、大波乱までは期待できないまでも人気馬だけで固めるのは危険といったところでしょうか。そこで穴で狙いたいのが前走芦ノ湖特別組。2014年アナンジュパスが8番人気3着、2015年エイダイポイントが10番人気2着に入るなど、波乱の立役者になっています。
今年の該当馬はサブライムカイザー、マシェリガールの2頭ですが、芦ノ湖特別2着から参戦するサブライムカイザーは人気を背負うなるかもしれませんので、オッズ妙味を勘案すると穴馬としてはマシェリガールがベストでしょう。