今年の日本ダービー馬・レイデオロの全弟「レイエンダ」が今週の札幌競馬場で初陣を予定しています。厩舎も同じ藤沢厩舎でジョッキーもルメール騎手と兄レイデオロと非常に大きく重なります。デビューは日曜の札幌芝1800mを予定しており、出走が叶えば一番人気はほぼ間違い無しでしょう。
とは言え、何といってもまだ2歳戦。期待の良血馬がそのまま結果を残せるとは限りません。同じルメール騎手が騎乗したスクリーンヒーロー産駒のジェネラーレウーノが、先週の函館メイクデビューで1.2倍の大本命に推されながらも3着に敗れたように、一本被りのときこそオイシイ穴馬がいる可能性も高まります。
今回そこに該当しそうな馬が「カヴァロディーオ」ではないかと見ています。短期免許で来日中のティータン騎手を確保し、レイエンダに真っ向から挑みます。栗東菅井厩舎所属で父ハーツクライ、母ウィローパドック、母父はクロフネとなります。ウオッカ・ダイワスカーレットと並び桜花賞では3強オッズを形成したアストンマーチャンを叔母に持ちます。
先週から短期免許で参戦しているティータン騎手ですが、さっそく日曜日の函館メイン・函館日刊スポーツ杯ではアドマイヤゴッドで勝利を飾りました。鞍上の勢いにも期待して注目したいところです。
デビュー日は30日(日)の札幌5R。兄弟によるダービー連覇も期待されているルーキーのレイエンダにももちろん注目したいところですが、ここは穴馬台頭の余地があると見て、カヴァロディーオから勝負してみたいと思います。