今週日曜日、札幌のメインレースはUHB賞。芝1200Mオープン特別のハンデ戦と非常に見応えのあるレースになりそうだ。9歳馬ながらまだまだ衰えを見せないエポワスや、重賞で好走実績があるヒルノデイバロー。前走、函館コースで洋芝の準オープン函館日刊スポーツ杯を勝ったアドマイヤゴッドなどタレント揃いだ。そんな中で今回注目したいのが今回は格上挑戦になるが、近走成績が非常に安定しており、前走の函館日刊スポーツ杯では1番人気に支持された素質馬タマモブリリアン。
結果はアドマイヤゴットの3着だったが、そのおかげと言ったら少し違うかもしれないが今回は51kgの軽ハンデに恵まれた。洋芝適性は既に証明されており、今回はこの軽ハンデを生かして上手く立ち回りたい。ハンデ戦なので、能力比較も中々に難しいが少なくともタマモブリリアンの51kgはかなりのアドバンテージと見ていい。
タマモブリリアンは牝馬なので斤量は牡馬より元々2kg軽い。前走直接対決したアドマイヤゴットとは函館日刊スポーツ杯では2kg差であり、性差を考慮に入れた場合同斤量と言えるところが、今回は3kg差なので実質1kgのハンデ差がついたと言う事になる。
あくまでもアドマイヤゴットとの比較を書いたが、タマモブリリアンの相手はアドマイヤゴットだけではない。強敵の1頭であるのは間違いないが、あくまでも数いる相手のうちの1頭でしかない。タマモブリリアンは準OPで2戦足踏み中なので格上挑戦ということになるが、それほど上位陣との力量差は感じない。このハンデは大きなアドバンテージとなるためしっかりと活かしたい。
軽ハンデだから有利と言う単純な話ではなく、タマモブリリアンの走りの安定感が抜群のものであり、相手なりにキチンと走る事ができる。ここでも大崩れする事は考えにくく、十分勝機はある。そうなると、タマモブリリアンを狙うのは無謀な狙いではない。5番人気前後と配当妙味もかなりあるので今回は絶好の狙い目と言えるだろう。