2歳新馬戦がJRAでも始まりましたが、今年の注目となっている新種牡馬の1頭であるサトノダイヤモンドから早速勝ち馬が出ました。
母メチャコルタ、母の父エルコレドールのダイヤモンドハンズが、4日中京5レースに組まれていたメイクデビュー中京で新馬勝ちを果たしています。
馬体重が500kgを超える雄大な馬体で、まだまだ伸びしろがありそうなだけに、父の適性を考えると短めともいえる芝1600m戦での勝利は、スピード重視となりつつある昨今の競馬界にとっても収穫ある1戦だったといえそうです。
そんなサトノダイヤモンドを伯父に持つドゥラエレーデが、今月26日のメイクデビュー阪神で初陣を果たす予定となっています。父ドゥラメンテ、母マルケッサという血統背景で、昨年のセレクトセールの1歳せりで1億円で落札されています。
伯父にサトノダイヤモンドがいるのも魅力の1頭ですが、伯母には京王杯SC、京都牝馬Sともに2着に入っているリナーテがおり、マイル以下にも対応できる下地がある血統といえそうです。4月20日にすでにゲート試験を合格しており、追切も順調に消化しています。
母の父は3冠馬オルフェーブルという血統背景だけに、どのような舞台が適性距離となるのか読めないところはありますが、デビュー戦に選択したのは芝1800m戦。栗東・池添学厩舎の管理馬だけに、兄の池添謙一騎手で挑むのかどうかも含めて、デビュー戦が楽しみな1頭ですね。