【アルゼンチン共和国杯】ゴールドアクター1強ムード、ならばヴァーゲンザイルで紐穴狙い!

3週間後に控えたジャパンカップを目指す馬達が集まるアルゼンチン共和国杯。今年も多頭数で面白いメンバーになってきました。メンバー的にはゴールドアクター1頭が人気を集めそうな感じですが、2番人気以下はレーヴミストラル、ヒラボクディープ、レコンダイトあたりが人気的に続く混戦模様です。

そんな中、注目したいのはヴァーゲンザイルです。この馬は7歳になりオープンになった遅咲きの馬ですが、オープン初戦を3着とまとめたものの、その後13着、9着、6着とちょっとオープンの壁に阻まれています。

しかしだからこそ、今回そこが狙い目となるのです。この馬は東京の2400m以上を15戦も走っています。これまで全39戦中、15戦なのです。さらに2500mの中山戦を8戦していますので、今回の条件に近いレースを39戦中23戦、実に6割近くも走っており、この条件の経験がダントツの馬なのです。

アルゼンチン共和国杯はハンデ戦ですが、なんだかんだ言っても近走成績が一番重視され、同条件の経験はそこまで反映されていません。そうであれば今回の条件の経験が一番豊富でのハンデ54kgというのは、本来かなり恵まれているハンデとも言えます。

さらに混戦になればなるほど、実力(実績)と経験がものを言ってくるものです。実績は、少々劣るかもしれませんが経験は文句なしNo1。しかもそこはハンデに反映されにくい。そして人気となる実績馬ゴールドアクターやレーヴミストラルに隙があるとすれば、経験面なのです。ならば一番経験豊富なヴァーゲンザイルこそが、アルゼンチン共和国杯で走ってもおかしくないのです。今回は特にねらい目かもしれませんよ!