【東京ジャンプS予想2022】秘めた障害血統のマリオが障害界の新星に名乗りでる!

今週の土曜日に東京競馬場では、障害G3「東京ジャンプステークス」が行われます。障害G1はもう年末までなく、障害界の有力どころが集まりやすい一戦でもあります。

12頭の出走馬の中で注目しているのはエスポワールシチー産駒の7歳牡馬マリオです。前走は新潟のオープン戦で1番人気ながら4着に敗れて今回が初の障害重賞への挑戦となります。これまで障害での成績は、12頭中障害レースを1勝しかしていない2頭のうちの1頭ですし、半数の馬が障害重賞への出走経験がありますが、マリオは今回が初出走と実績的には下の方かもしれません。

しかし、マリオは平場で4勝しオープン入りした実力馬でクラウンディバイダ(5勝)に次ぐ実績があるように、平地力は上位です。そして母ヤマトマリオンの父がオペラハウスという点が最大の注目ポイント。オペラハウスの代表産駒と言えば、テイエムオペラオーやメイショウサムソンなどが知られていますが、実は障害界では、数では平場以上に実績を残している障害血統でもあるのです。

マジェスティバイオ(JG1・2勝他)、スプリングゲント(JG1・1勝他)、コウエイトライ(J重賞2勝)、スリーオペレーター、バローネフォンテン(J重賞1勝)と障害界で活躍した産駒がなかなか多いのがこのオペラハウス産駒なのです。

ということで、東京ジャンプステークスは、秘めた障害血統のオペラハウスを母父に持つマリオがその素質を発揮できれば、障害界の新星に名乗り出てくれる可能性も十分だと予想して応援したいと思います。