【CBC賞2022予想】48kgでビッグチャンス到来?最軽量テイエムスパーダ

今週日曜小倉メインレースに組まれているのは、サマースプリントシリーズのCBC賞です。今年は登録17頭が全馬出走を予定しており、ハンデ戦ということもあり予想が難解となっています。

また上位人気想定となっているアネゴハダは、まだ2勝クラスを卒業したばかりということもあり49kgとかなり軽いハンデとなりましたが、フィリーズレビュー3着の実績もあり、初騎乗となる藤懸騎手としても、期するものがあるのではないでしょうか。

対照的なのが実績馬のタイセイビジョンの57kg、このレース連覇がかかるファストフォースの56kgで、アネゴハダとはかなり斤量に開きがあるだけに、どの馬を軸馬とするか、例年より悩ましいといえそうです。

夏のハンデ戦なら波乱含みという観点から狙ってみたいのが、アネゴハダと同じ3歳牝馬のレッドスパーダ産駒テイエムスパーダです。

ここ4戦コンビを組んでいる国分恭介騎手がタマモティータイムに騎乗することとなったため、今回は今村騎手が騎乗予定となっています。48kgの軽ハンデはアネゴハダより1kg軽い、出走馬の中で最軽量となっています。

フィリーズレビュー13着、葵S・11着という戦績からは、重賞戦線では厳しい印象もありますが、小倉競馬場の芝1200mでは、フェニックス賞での2着、3歳1勝クラスの特別戦のあざみ賞1着があり、小倉競馬場で未勝利のアネゴハダより舞台適性はありそうです。

逃げを主張しそうなスティクス、ファストフォースを見ながら2, 3番手で競馬ができれば得意の先行策で一発がありそうなだけに、初重賞騎乗となる今村騎手には積極的な競馬を見せてもらいたいですね。