今週から開幕する小倉競馬の日曜メインは、電撃の1200mハンデ重賞CBC賞が行われます。17頭と出走馬が揃い、ハンデは最軽量48kgからトップハンデ57kgと9kgも差があり、開幕馬場ということで、展開はもちろん予想もかなり難易度の高いレースとなりそうです。
そんな中で注目しているのは、7歳牝馬のアンコールブリュです。アンコールブリュは、桜花賞やNHKマイルにも出走したほどの馬ですが、あれから数年、9歳馬レインボーフラッグに次ぐ2番目に年齢の高い馬とベテラン馬となりました。
リステッドで掲示板に載ることもあるのですが、馬券圏内に入ったのは直近でも2021年の7月ですからほぼ1年前。その前となると2019年8月ともう3年も前になるほど結果がでていません。それでも注目したいのは、その1年前、3年前に共通しているのが夏、しかも真夏の開催だということです。
今回のCBC賞は時期から言うと真夏というには早すぎのようにも思えますが、今年は梅雨が短く、6月末から酷暑とも言える暑さが続いています。馬という動物は暑さに弱いですが、暑さに強いという強みがあるアンコールブリュなら、他馬がバテる中で伸びてくる可能性は十分ありそうです。それを証明するかのように、調教では1週前にはCWコースでラスト1ハロンが11.2秒と好タイムをマーク。今週も坂路でラスト1ハロン12.3秒としっかり伸びていました。
前走は韋駄天S・14着、2走前は淀短距離S・5着と結果を出せていませんが、レース内容的には詰まって負けてという内容で、詰まってなければ上位に来そうな気配は十分。今回はハンデも53kgと軽量ですし、おさえておく必要はあると見ます。
ということで、CBC賞は夏に走るアンコールブリュが初の小倉競馬でも夏女ぶりを魅せてくれることに期待して応援したいと思います。