今週末は福島競馬の名物レース「七夕賞」が開催。波乱決着も度々見られる波乱レースということで、難解な一戦となりそうです。

今回もサイン理論で同レースを予想していきたいと思いますが、今回サインとして取り上げたいのは「熱波襲来」。7月に入ったから多くの地域で35度を超す猛暑日を記録し、その後も局地的に激しい雨が降るなど不安定な天候が続いています。週末の七夕賞も雨の影響を受けそうな気配十分で、波乱の可能性は十分ありそうです。

「熱波」がサインだとするなら、馬名に“熱”という意味が入った「ヒートオンビート」がサインとしてはピッタリでしょう。前走の天皇賞（春）・4着という実績からも、今回は1番人気が濃厚。波乱含みの一戦という中で1番人気の最有力候補を挙げるのは面白味に欠けるところがありますが、ここは実績と能力を考えれば外せない1頭でしょう。

もう1頭のサイン馬は「ヒュミドール」。ヒュミドールという馬名は、ラテン語で“湿っている”という意味です。葉巻の乾燥を防ぐための保湿箱の呼び名としても知られています。「梅雨の再来」と思えるほど、雨が続いている今の季節にはピッタリの1頭ではないでしょうか。

昨年の福島記念と小倉記念でいずれも2着に好走しており、こちらもメンバーの中では実績上位。上位人気の一角に推される可能性は高いでしょう。

波乱傾向の強い一戦ということで穴馬選びにも力を入れたいところですが、サイン的にはかなり堅実な2頭が選出されるかたちとなりました。「狙い過ぎは禁物」というサインなのかもしれませんね。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。