今週土曜小倉10レースに組まれているのが、3歳以上2勝クラスの特別戦のインディアトロフィーです。ダート1700m戦に今年は12頭がそろいました。
前走で掲示板に載れている馬が順当に上位人気が予想されており、このクラスで休み明けながら4着に入り、叩き2戦目で上積みが期待されるシゲルヒカルダイヤ、ここ3戦で全て安定感ある走りをしているタイキドミニオンにも注目したいところですが、今回は上がり馬のアラジンバローズに注目してみました。
デビュー戦は芝2000mでデビューしたものの1番人気3着敗退となってからは即ダート路線に切り替え、ダート初戦となった未勝利戦では逃げ切って7馬身差の圧勝となりました。その後1勝クラスを中井騎手が騎乗し3戦し、2着、3着、1着とデビュー以来、5戦しいずれも3着以内の安定感を誇っています。
ハーツクライ産駒ということもあり芝適性を期待しての芝デビューと思われますが、祖母スマグラーはアメリカのG1であるマザーグースS、CCAオークス勝ち馬ということもあり、ダートのほうにより適性があるかもしれず、2勝クラスに入っても十分連勝が狙える素質馬といえそうです。
川田騎手、中井騎手と続いたコンビから今回は西村騎手にチェンジとなりますが、基本は先行抜け出し、ハナを主張する馬がいないときはハナ、と作戦が決まっている馬だけに、乗りやすいのではないでしょうか。
上位人気想定ですが、馬券検討には加えておきたい1頭ですね。