今週は夏の函館の名物レース「函館記念」が開催。ほぼ毎年伏兵馬が絡む波乱レースで、毎年予想にアタマを悩まされる一戦です。
今回もサイン理論で同レースを予想してきたいと思いますが、今回取り上げたいのは10日に行われた「参議院選挙」です。結果は自民が63議席獲得し大勝。安倍元首相の銃撃事件や宗教団体が絡む背景など、様々な情報がニュースでは飛び交っていますが、詳しいことは述べずに今回はあくまでサインとして取り上げるのみにとどまりたいと思います。
自民の圧勝ぶりから注目したいのは「ウインイクシード」です。英語で“限界を超える勝利”という意味があり、抜けた勝ちっぷりからこの馬をサイン馬として有力視したいと思います。
中山金杯・2着、中山記念・3着と小回りの中距離で好走しており、札幌のオールスターJ勝ちの実績もあり洋芝の実績も十分。実績は十分ありそうですし、先行力とタフな馬場もこなせるパワーを考えればチャンスは十分あると言って良いでしょう。前走の巴賞では好位追走から抜け出し4着でしたが、今回はたたき2戦目の上積みもありそうですし、前が忙しくなりそうなメンバー構成でもありませんので、巻き返してくる可能性は高そうです。また、このレースと「巴賞」の相性は過去10年で「1-5-2-47」と抜群で、データ通り勝ち切るのは難しいかもしれませんが、2・3着に食い込んでくる可能性は十分にあると考えます。
人気としては中穴クラスといったところで落ち着きそうで、ちょうど狙い目としても面白い1頭になってくるかと思われます。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。