今週日曜函館のメインレースはサマー2000シリーズに組まれている函館記念です。昨年は2着に14番人気のアイスバブルが入り波乱となりましたが、一昨年も勝ち馬アドマイヤジャスタが15番人気、2着のドゥオーモが13番人気と大波乱の決着となっており、近走の着順があてにならない難解なレースとなっています。
ということで今回は3ヶ月の休み明けを経て挑むハーツクライ産駒のスカーフェイス(6歳牡馬)に注目しました。栗東・橋田厩舎の管理馬で岩田康誠騎手が引続き騎乗予定となっています。
オープン入り後はチャレンジカップ5着、中山金杯2着と、G3なら勝ち負けが狙える位置まで来ています。
その後の2戦は小倉大賞典5着、大阪杯6着と着順は落としているものの、G1でも掲示板に迫る走りを見せており、初の洋芝でも期待が持てる内容となっています。
また大阪杯から3ヶ月の休み明けとなりますが、これまでの休み明けの戦績をみると【2-0-0-1】と高い勝率を誇っており、昨年の夏は七夕賞10着と結果が残せていない点は気になるところですが、追い込みがハマれば重賞初勝利も十分ありえそうです。
過去10年の勝ち馬をみると2013年のトウケイヘイローの名こそあるものの、大物輩出とまではいかないレースにはなりますが、スカーフェイスの走りに注目ですね。