【出雲崎特別2022予想】オークス馬の半妹ソバナ、休養明けで2戦目に挑む

G1馬の弟妹というだけで重荷を背負ってしまうのが良血のサラブレッドにとってはつらいところかもしれません。

同じ種牡馬を種付けしても違う傾向の産駒が出てくるケースもある馬産界だけに、血統面や肩書にとらわれず、その馬の成長にあった距離設定・ローテーションで育てていく必要があるのかもしれません。

オークス馬でエリザベス女王杯2着など、G1戦線で活躍してきたヌーヴォレコルトの半妹のソバナが、今週日曜新潟9レースに組まれている3歳以上2勝クラスの特別戦の出雲崎特別に出走を予定しています。

昨年11月に横山和生騎手騎乗で1番人気に応え勝利しており、順調に使えていれば今年の春の桜花賞、オークスに顔を出していてもおかしくなかったところですが、半年以上の休養を余儀なくされ、今回がようやく2戦目で、はやくも古馬相手となります。

同世代の牡馬でもジュンブロッサムや京都2歳Sで1番人気に支持されていたトゥデイズザデイなどといった有力どころが参戦を予定しており、相手は古馬のみらず同世代の牡馬ともなりますが、血統面を考えるとここで連勝を飾って、紫苑SやローズSといった秋華賞トライアルに駒を進めたいところ。

新潟競馬場、また長期休養も初めてということもあり、今回は横山和生騎手から松山騎手に乗り替わりとなるなど、初物尽くしとはなりますが、今回のメンバー相手にどこまでやれるのか注目したいですね。