競馬の楽しみ方は人それぞれなわけですが、芸術面で競馬に興味を持つというのも興味深い試みといえるのではないでしょうか。
競馬場で応援する、実際のサラブレッドに触れる機会などはコロナ禍で減ってきてしまったのは残念ですが、一方でPATなどネット投票で応援したい馬に投票するなど、さまざまなアプローチが普及してきたこともあり、今後も競馬界に新たな取り組みが続々生まれてくる可能性があります。
そんな中、写真でサラブレッドを見るという観点で、先月29日から写真展「内藤律子サラブレッド写真展2022 2023年度版カレンダー展&ミニオグリキャップ展」が浦河町立図書館でスタートしました。内藤さんは浦河町在住で、長らく馬を撮影しており、手がけた商品が馬産地のギフトショップで人気を集めています。
写真展では来年2023年のカレンダーで掲載予定の写真を展示しており、その中には今年の牝馬クラシックで活躍したウォーターナビレラや、ドバイで輝きを放ったバスラットレオン、帝王賞勝ち馬メイショウハリオの幼少時代も含まれています。
特集コーナーではオグリキャップを取り上げており、引退後の牧場での様子や競馬場でのお披露目の写真を飾っています。
スマホではウマ娘をきっかけに競馬に興味を持つ方が増えてきていますが、新たに競馬の魅力を知るファンの開拓という意味では、写真というのもサラブレッドの力強さや美しさを伝えるには、またインパクトのあるメディアなのではないでしょうか。
今月31日まで展示が続くこともあり、夏休みで北海道に帰省されている方はぜひ立ち寄っていてほしいですね。