今週の小倉競馬場のメインレースは、G3小倉記念が行われます。小倉と言えば、旦過市場で火災が起きたことも心配ですが、落ち込んだ小倉を小倉記念で盛り上げたいものです。
暑い夏の小倉競馬場2000mで行われるハンデ戦の小倉記念で注目しているのは、5歳牡馬のプリマヴィスタです。
3走前の三方ヶ原ステークスで、芝2200mの日本レコードとなる2分9秒0という好時計で勝利しオープン入りしました。その後、目黒記念8着、七夕賞9着からの挑戦となります。
オープン入りしてからの2戦は正直今一歩ですが、今回の小倉競馬場の馬場がかなりの高速馬場ということで、小倉記念では巻き返し必至と思っています。
先月の開催ですが、芝1200mで1分5秒8という脅威的な日本レコードが出ました。2週間、開催がありませんでしたので馬場が荒れることもないでしょうから、まず高速馬場傾向はそのままと言ってもいいでしょう。そんな馬場だからこそ2200mの日本レコードを持つプリマヴィスタなら巻き返し必至でしょう。
さらに、鞍上が今回高倉騎手に乗り替わります。高倉騎手と言えば13年目でこれまで重賞4勝のみと、どちらかと言えば成績の良い騎手ということではなくマイナーな騎手かもしれませんが、関西ローカルではなかなか穴をあけてくれる騎手として密かに知られています。
そんな高倉騎手との名コンビだったのがノーブルマーズという馬で高倉騎手とのコンビで、宝塚記念で3着と穴を開けたこともあります。そのノーブルマーズは地方競馬に転籍していたのですが、今週残念ながら引退となったというニュースがでていました。そのニュースも密かにでていた程度でしたが、このノーブルマーズの引退した週に高倉騎手が重賞に挑戦するのですから、感慨深いものもあるかもしれませんね。
ということで今年の小倉記念は、高速馬場での巻き返し必至のプリマヴィスタが、今週は気合が違う高倉騎手とのコンビで高配当を演出してくれることに期待して応援したいと思います。