北九州記念(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

今週はサマースプリントシリーズの第4戦となる「北九州記念」が小倉競馬場で開催されます。一昨年は8番人気が優勝、2019年は9番人気が優勝、2018年は1~3番人気が馬券圏外、2017年は二桁人気2頭が絡むなど、近年はとくに波乱の決着が続いている同レース。夏のローカルハンデ重賞らしく、波乱傾向が強い印象の一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに北九州記念の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は0勝、波乱傾向はかなり強め

人気は「1番人気」が0勝、「2・3番人気」も1勝ずつとなっており、上位人気の勝率は極めて低いです。勝利数は「8番人気」の4勝が最多で、「9番人気」も1勝を挙げるなど下位人気の台頭が目立ちます。「10番人気以下」からは勝ち馬は出ていませんが、2・3着が3回ずつと馬券にはよく絡んでおり、穴馬もよく絡みます。3連単は10万馬券以上が4回で、そのうち2回は100万馬券以上の高額配当となっており、波乱傾向が非常に強いレースとなっています。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 0 3 0 7
2番人気 1 0 2 7
3番人気 1 1 1 7
4番人気 0 2 1 7
5番人気 1 1 1 7
6~9番人気 7 0 2 31
10番人気以下~ 0 3 3 74
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 1 0 0
2.0~2.9倍 0 1 0 0
3.0~3.9倍 0 1 0 3
4.0~4.9倍 0 0 0 3
5.0~6.9倍 2 1 2 9
7.0~9.9倍 2 3 4 14
10.0~14.9倍 3 0 1 19
15.0~19.9倍 1 0 1 11
20.0~29.9倍 1 0 0 17
30.0~49.9倍 1 3 0 22
50.0~99.9倍 0 0 1 19
100.0倍以上 0 0 1 23
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2012 62,760 円 997,220 円
2013 9,480 円 55,230 円
2014 53,270 円 3,953,810 円
2015 1,940 円 13,770 円
2016 4,970 円 34,850 円
2017 24,410 円 1,078,270 円
2018 7,630 円 71,170 円
2019 22,790 円 117,900 円
2020 6,910 円 93,990 円
2021 8,100 円 51,840 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ナムラクレア 3.1
2 タイセイビジョン 4.2
3 テイエムスパーダ 6.3
4 アネゴハダ 10.2
5 ジャンダルム 18.5
6 カフジテトラゴン 22.0
7 ファストフォース 28.6
8 シンシティ 32.7
9 ビオグラフィー 41.9
10 ディヴィナシオン 62.7
11 キャプテンドレイク 69.4
12 メイショウチタン 74.3
13 チェアリングソング 77.0
14 モントライゼ 89.6
15 カワキタアジン 103.2
16 フレッチア 125.3
17 レジェーロ 187.9
18 ボンボヤージ 215.3
19 カレンロマチェンコ 235.4
20 ザイツィンガー 256.1
21 スワーヴシャルル 221.7
22 クリノアリエル 242.6

■「外枠」が好成績&脚質はペース・馬場次第

コースは小倉競馬場の芝1200mを使用。枠は「8枠」が最多の3勝を挙げており、連対数は「3枠」と「4枠」、3着内の回数は「6枠」が最多となっています。「1枠」は3着内が1着1回のみ、「2枠」も1着2回のみとなっており、内枠は勝ち馬こそ出ていますが、全体的な好走率は低めです。内枠不利、外枠有利の傾向となっています。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「先行」が最多となっています。先行・差しと大きな差はなく、どの脚質も好走しています。小倉の1200mは最初のコーナーまでの距離が479mと長く、スタートしてすぐに下りとなるため前傾ラップになりやすい特徴があります。最後の直線が短く先行が決まりやすいコースですが、序盤のオーバーペースで差しもよく決まります。脚質についてはペースや馬場を読んでから判断するのが良さそうです。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 0 17
2枠 2 0 0 17
3枠 1 3 0 15
4枠 1 3 1 15
5枠 1 1 1 17
6枠 1 2 4 13
7枠 0 1 1 24
8枠 3 0 3 22
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 1 8
先行 4 5 3 33
差し 5 3 3 56
追い込み 1 1 3 43

■ハンデが「55kg」の馬が好成績

ハンデは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「55kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の6勝を挙げている「+4~+9kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 7
51kg 1 0 1 11
52kg 0 3 1 13
53kg 2 1 2 24
54kg 1 0 3 29
55kg 4 4 0 22
55.5kg 0 0 1 3
56kg 1 1 1 19
56.5kg 0 1 1 2
57kg 1 0 0 6
57.5kg 0 0 0 3
58kg 0 0 0 1
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 1
-19~-10kg 0 0 0 5
-9~-4kg 0 2 1 26
-3~+3kg 4 6 3 58
+4~+9kg 6 1 4 36
+10~+19kg 0 1 2 9
+20kg~ 0 0 0 5
今回減 1 5 1 47
同体重 1 1 1 30
今回増 8 4 8 63

[該当馬] ハンデが55キロの馬

  • キャプテンドレイク
  • モントライゼ

■年齢はフラットな傾向

年齢は「4歳」と「6歳」が3勝ずつを挙げており、連対数は「5歳」が最多、3着内の回数は「4歳」と「5歳」が最多となっています。どの年齢もまんべんなく好走しており、年齢はフラットな傾向です。

性別は「牡馬」と「牝馬」が5勝ずつを挙げており、性別は牡馬・牝馬で大きな差はありません。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 1 2 2 16
4歳 3 2 4 17
5歳 2 6 1 40
6歳 3 0 3 37
7歳 1 0 0 21
8歳以上 0 0 0 9
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 5 5 3 78
牝馬 5 5 7 59
セン馬 0 0 0 3
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 0 0 5
栗東 9 10 10 135

■前走レースが「アイビスSD」だった馬に注目

前走レースは3勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「アイビスSD」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は「1着」が最多4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
アイビスサマーダッシュ 3 3 2 31
CBC賞 3 1 3 33
バーデンバーデンカップ 2 0 2 19
佐世保ステークス 1 1 1 4
佐世保特別 1 0 0 0
高松宮記念 0 1 1 3
葵ステークス 0 1 0 3
水無月ステークス 0 1 0 2
九州スポーツ杯 0 1 0 0
NST賞 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 0 1 2 7
G2 0 0 0 3
G3 6 4 5 73
重賞 0 1 0 3
リステッド/オープン 2 1 2 38
3勝クラス 1 2 1 16
2勝クラス 1 1 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 4 8 2 21
2着 0 0 2 12
3着 2 0 0 7
4着 1 0 1 9
5着 1 0 1 8
6~9着 2 2 2 39
10着以下~ 0 0 2 44

[該当馬] 前走がアイビスSDだった馬

  • シンシティ(2着)
  • レジェーロ(4着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「武豊」騎手が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手で2勝以上を挙げている騎手はおらず、特定の騎手が活躍している傾向はありません。騎手についてはフラットな目線で予想しても良いでしょう。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
武豊 2 0 1 4
藤岡康太 1 2 1 3
幸英明 1 1 0 7
北村友一 1 1 0 6
秋山真一郎 1 1 0 2
小牧太 1 0 0 3
菱田裕二 1 0 0 2
福永祐一 1 0 0 2
丸田恭介 1 0 0 0
松若風馬 0 1 1 6