【マイルCS】ローテに着目するとモーリスよりロゴタイプか

今週末はマイルチャンピオンシップが開催されます。古くはトロットサンダー・メイショウテゾロですごい馬券にもなったレースですが、最近はそれに比べると平穏な流れ。とはいえ最近のマイルCSは人気馬が連帯することはするが、頭が中途半端な人気馬が多いという傾向。

ということを踏まえて今年のメンバーをみていきますと、不思議なローテーションだと思ったのが今回ライアン・ムーア騎手で挑むモーリス。6月の安田記念を制した後どこも叩かずに直行でこの舞台に登場することになりました。春がやや使い詰めだったこともあるのか、予想外に初G1の疲労の蓄積は大きかったのか、仕上げにぬかりない堀厩舎だけに心配はしていませんが、直行となってしまったのはやはりマイナス材料。

そして、斤量が54キロと有利な3歳牝馬勢からは桜花賞馬・レッツゴードンキ。NHKマイルカップ2着馬で古馬相手のスワンSを差して勝ったアルビアーノ。この2頭が地方出身騎手騎乗ということで少し期待できそうな感じはします。特にレッツゴードンキはオークスから見せ場もない競馬が続いてようやく適性にあった距離で出走となります。人気もだいぶ落ちてきたこともあり人気の妙味はありますね。

そんな中で、今回期待したいロゴタイプにはこの秋乗れている浜中騎手が今回初騎乗。天皇賞のラブリーデイでも一発回答したようにテン乗りも問題なくいけそうです。そして叩き3戦目のローテーションもいい。昨年はルメール騎手で参戦し7着に敗れましたが、今年は去年より上位に来れる下地はできているとみます。