過去5年のデータをみると、勝ち馬がいずれも3番人気以内という堅い決着となっているのが、日曜中山9レースに組まれている3歳以上2勝クラスの特別戦の白井特別です。
12頭と少頭数での開催が見込まれますが、今年も上位人気想定馬に魅力的な馬が多く、エピファニーとゴーゴーユタカの両頭に注目しました。
エピファニーはシルクレーシングの所有馬で、デビューからまだ4戦とキャリアは少ないものの芝1800mで現在2連勝中。今回の舞台も芝1800mとなっており、狙いすましたレース選択といえそうです。
主戦は固定されていないものの、ルメール騎手、戸崎騎手、レーン騎手と、管理する美浦・宮田調教師も期待を寄せていると思われる騎手起用となっており、今回は未勝利戦脱出のパートナーだった戸崎騎手で挑む予定となっています。
伯母に秋華賞、オークス勝ち馬のミッキークイーンがいる良血ということもあり、抜けた1番人気になる可能性もありそうです。
そしてもう1頭の注目馬、横山武史騎手騎乗のルーラーシップ産駒のゴーゴーユタカは、これまで1度だけ田辺騎手が騎乗していますが、それ以外の5戦はすべて横山武史騎手が騎乗しているだけに、思い入れもある1頭といえそうです。
ラジオNIKKEI賞では7番人気ながら5着に入っており、2勝クラスなら十分勝ち負けは狙えそうです。
今回は相性のいい中山競馬場に舞台がかわることもあり、エピファニーと同じような位置取りで競馬をすることが予想されるだけに、騎手同士の駆け引きも楽しみつつ観戦したいレースとなりそうです。