3冠制覇に王手をかけた坂路調教の鬼といわれたミホノブルボンでしたが、キョウエイボーガンはじめ、他陣営の徹底的なマークにあったこともあり、菊花賞制覇はなりませんでした。
2冠馬の称号でもサラブレッドにとっては十分すぎる称号といえますが、距離適性に限界があると言われていたミホノブルボンの現役時代の走りに魅了された競馬ファンは多いのではないでしょうか。
そんなミホノブルボンが思わぬ形で脚光を浴びることになったのが、今年の日高町の共同募金企画です。
日高町の共同募金委員会は「赤い羽根共同募金」の募集キャンペーンとして、町ゆかりのダービー馬であるミホノブルボンのピンバッジを作成しました。
これまでも日高町ゆかりの名馬とのコラボ企画を実施しており、キタサンブラック、モーリス、デアリングタクトに続いて第4弾となる企画です。
500円募金するとバッジを入手できる仕組みとなっており、取り扱い場所は、門別競馬場、旧日高門別駅、道の駅「樹海ロード日高」のほかに、町内の一部コンビニで扱っています。また口座振り込みでの申し込みも可能となっています。
詳細は日高町社会福祉協議会のHPで確認できますが、20世紀の名馬に注目する企画として今回ミホノブルボンが選ばれたこともあり、来年以降も競馬のオールドファンが喜ぶ名馬企画が生まれるかもしれず、来年以降も楽しみな企画の1つといえそうですね。