菊花賞(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

今週の目玉は、日曜日に京都競馬場で行われる牡馬クラシックの最終戦「菊花賞」です。昔からの格言で「菊花賞は強い馬が勝つ」と言われておりますが、たしかにこれまでの勝ち馬を見てみると、キタサンブラック然り、トーホウジャッカル然り、エピファネイア然り、多くの馬が出世しており、強い馬の代表格を輩出してきました。

今年は一体どんな強い馬がここから誕生するのか?今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に菊花賞の傾向を探っていきたいと思います。

1番人気は堅実、比較的堅い決着が目立つ

1番人気は5勝、連対率60%、複勝率80%と好成績。2~9番人気の成績は横ばいで、10番人気以下は「0-1-1-88」と滅多に馬券に絡むことはありません。

単勝オッズ1倍台に推された馬は勝率100%。50倍以上からは連対馬はゼロとなっております。比較的堅実なレースと言えるでしょう。

【該当馬】1番人気:キセキ(下記「予想オッズ」参考)

人気データ
人気 成績
1番人気 5-1-2-2
2番人気 0-2-0-8
3番人気 1-0-2-7
4番人気 1-1-0-8
5番人気 1-2-0-7
6番人気 0-1-2-7
7番人気 1-1-2-6
8番人気 1-0-0-9
9番人気 0-1-1-8
10番人気 0-0-0-10
11番人気 0-0-0-10
12番人気 0-0-0-10
13番人気 0-0-1-9
14番人気 0-0-0-10
15番人気 0-1-0-9
16番人気 0-0-0-10
17番人気 0-0-0-10
18番人気 0-0-0-10
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 3-0-0-0
2.0~2.9倍 1-1-0-1
3.0~3.9倍 1-0-2-2
4.0~4.9倍 0-1-0-1
5.0~6.9倍 1-0-0-8
7.0~9.9倍 1-2-0-3
10.0~14.9倍 1-1-2-12
15.0~19.9倍 1-2-2-12
20.0~29.9倍 1-2-3-29
30.0~49.9倍 0-1-0-25
50.0~99.9倍 0-0-1-20
100.0倍以上 0-0-0-37
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2007 6,300円 27,890円
2008 26,980円 523,990円
2009 20,140円 316,950円
2010 7,440円 338,840円
2011 400円 2,190円
2012 1,140円 12,450円
2013 1,170円 11,750円
2014 4,470円 59,220円
2015 9,960円 38,880円
2016 4,720円 69,380円

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 キセキ 3.2
2 アルアイン 4.0
3 ミッキースワロー 5.4
4 ダンビュライト 6.7
5 サトノアーサー 10.7
6 サトノクロニクル 12.3
7 ベストアプローチ 21.6
8 トリコロールブルー 26.5
9 ウインガナドル 28.4
10 ブレスジャーニー 41.2
11 ポポカテペトル 47.6
12 アドマイヤウィナー 52.3
13 クリンチャー 65.8
14 マイネルヴンシュ 70.6
15 マイスタイル 78.2
16 クリノヤマトノオー 85.1
17 プラチナヴォイス 120.4
18 アダムバローズ 205.6

※正式オッズは馬券発売後に随時公開されます。必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

「内枠」&「先行」有利な傾向に

コースは京都芝3000m。高低差の激しい京都名物の坂を2回越え、且つコーナーを6回も走らなければならないタフなコースです。長丁場で枠順に有利不利はほとんどありませんが、データでは1,2枠の成績が良いです。4枠は3着内がゼロで不振傾向に。

長丁場なので、折り合いに専念する馬がほとんどです。脚質は先行馬が好成績を残しております。4コーナーの時点で後方に位置すると厳しく、前で折り合って競馬ができる馬が好走する傾向にあります。

【該当馬】先行タイプ:アルアイン、ウインガナドル、ポポカテペトル、クリンチャー、マイスタイル、アダムバローズ

枠番データ
枠番 成績
1枠 3-1-1-15
2枠 3-2-1-14
3枠 1-0-1-18
4枠 0-0-0-20
5枠 1-1-2-16
6枠 0-3-2-15
7枠 2-2-2-24
8枠 0-1-1-28
脚質データ
脚質 成績
逃げ 0-0-1-13
先行 7-3-3-21
差し 2-5-5-68
追い込み 0-2-1-47
マクリ 1-0-0-1

前走は「神戸新聞杯」が中心、基本は前走3着内の馬

前走は過去10年で8勝を挙げている神戸新聞杯が中心となります。3着30頭中19頭が前走神戸新聞杯組で、約3頭に1頭は神戸新聞杯が馬券に絡みます。

前走着順は1~3着が中心。4着以下からは勝ち馬ゼロ、連対馬も1頭のみとなっており、割り引いて考えて良いでしょう。

【該当馬】神戸新聞杯1~3着:キセキ(2着)、サトノアーサー(3着)

前走データ
前走 成績
神戸新聞杯(G2) 8-6-5-54
セントライト記念(G2) 1-2-2-40
野分特別(1000万下) 1-0-0-2
札幌記念(G2) 0-1-0-1
京都大賞典(G2) 0-1-0-0
兵庫特別(1000万下) 0-0-2-6
支笏湖特別(1000万下) 0-0-1-0
前走クラスデータ
前走 成績
1000万下 1-0-3-39
オープン特別 0-0-0-2
G3 0-0-0-2
G2 9-10-7-96
G1 0-0-0-1
前走着順データ
前走着順 成績
1着 6-1-5-43
2着 1-4-1-16
3着 3-4-1-14
4着 0-0-1-11
5着 0-0-1-10
6~9着 0-0-1-35
10着以下 0-1-0-21

騎手は「内田博幸」&「福永祐一」に注目

騎手は内田博幸騎手と福永祐一騎手の成績が良いです。とくに福永騎手は、優勝は1回のみですが、2,3着の成績が良く、馬券圏内の確率は高くなっております。

【該当馬】内田騎手の騎乗馬:なし
福永騎手の騎乗馬:サトノクロニクル

騎手データ
騎手 成績
内田博幸 2-0-0-1
福永祐一 1-2-1-5
C.ルメール 1-0-1-0
四位洋文 1-0-0-4
川田将雅 1-0-0-8
浜中俊 1-0-0-7
蛯名正義 0-1-1-4
武豊 0-1-1-7