今週土曜中京メインレースはダート1900mで行われるハンデ戦のG3のシリウスSです。今年はフルゲート16頭に登録22頭と大人気のレースとなっています。
昨年に続く連覇を狙うサンライズホープはここ4戦で結果を出せておらず、4か月ほどの休み明け初戦で挑むだけに仕上がり具合が気になるところです。
過去10年のデータでは連覇がないレースということもあり、新星誕生で期待したいのが、横山典弘騎手に乗り替わりで挑むキズナ産駒のハピです。栗東・大久保厩舎の管理馬で、ジャパンダートダービーでは2番人気と高い支持を受けました。
追い込み脚質ということもあり、展開に左右される面はありますが、今回は2戦2勝と得意にしている中京競馬場のダート、かつ2か月の休み明けもこれまで1戦1勝と、狙うなら今回といえそうです。
実績のある古馬が多く参戦してきますが、出走順位15番目ということで除外気にせず仕上げられるのも魅力です。
収得賞金2100万円は交流重賞も含め、層が厚いダート路線ではまだまだ心もとないだけに、ここでの賞金加算は先を見据えても重要となりそうです。
古馬相手の重賞だけに3歳勢劣勢となりそうなイメージもありますが、2013年のケイアイレオーネ、2018年のオメガパフューム、2020年のカフェファラオと過去10年で3勝しているだけに、ここ2年の勝ち馬はその後長く活躍している馬が勝利していることもあり、ハピが勝利するようなら長く追いかけてみたいですね。